Eatalian Easterをお楽しみください

イタリアの多くのお祭りと同様に、イースターも宗教的なルーツのあるお祝いです。イースターでは33歳で亡くなったイエス キリストの復活を祝います。

イタリアでは、イースターから40日前にすべてがスタートします。この期間をイタリアでは 「クアレージマ」と呼び、これはキリストが死に先立ち、砂漠で長く断食をした期間に該当します。カトリックの教えでは、クアレージマは毎日の過食から身を浄化することを意味します。多くのイタリア人はこの伝統を尊重し、クアレージマの間やその後数日もちょっとした断食を行います。特定の期間やイースターの日まで、好物の食べ物を断つ人もいます。

How to celebrate Eatalian Easter

断食のあとは?

イースターは重要な祭日です。断食をしてクアレージマの期間を過ごした後、イタリア人はお祝いに満ちた1日に備えます。家族は食卓に集まり、お母さんやおばあちゃんたちは朝早くから夜まで料理をして、子供達は卵形のチョコレートを包みから出して食べたりします。

これがイタリアのイースターの典型的な光景ですが、それだけではありません。

各地域の伝統

イタリアでは、よく “Paese che vai, usanza che trovi”、つまり「それぞれの国に独特の伝統がある」と言われます。イタリアでは伝統は地域ごとに違っており、村ごとにさえ違っています。イースターの祝い方についても同様で、様々なお祝いの仕方が存在します。ラツィオやイタリア中部など、イタリアの一部地域では、朝食から、いわゆる「Colazione di Pasqua」(「イースターの朝食」)と言われる祝宴が始まり、甘いものと塩味、両方の料理を楽しみます。イースターの特別料理といえば、チーズ、野菜、塩漬けの肉を詰めた トルタ サラータ(塩味のタルト)から、特にナポリやカンパーニア地方でよく見られる、卵、塩漬けの肉、チーズで作ったカサティエッロ、イエス キリストの復活を象徴する ラム肉料理などがあります。

イタリアの北部、特にフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州のチヴィダーレで毎年開催される卵を使ったゲームについても触れておきましょう。参加者は砂でいっぱいの傾いたバスケットの中に茹で卵を転がして入れます。ライバルの卵に当てることができた人が勝者です。そして、イースターの伝統が最も豊かなのは イタリアの南部 でしょう。例えば、メッシーナの近くでは人々が赤と黄色の伝統的な服を着て 「フィエスタ・ デイ・ ジューダイ」とう行列でイースターを祝います。

Italian Easter traditions

コロンバがイタリア人を1つにします

コロンバはイタリア北部で生まれたと言われていますが、すべての地域の人々がコロンバでイースターを祝います。伝説には、パヴィアの街を制服した ロンゴバルドの王アルボイーノ についての話があり、この街の人々は、ケーキやスイーツを作って王様のご機嫌を取ろうとしました。そして、鳩の形をした特別な美味しいケーキを焼くことで王の心を掴んだと言われています。

現代では、ミラノの菓子職人 ディノ・ヴィラーニ と彼の会社、モッタ社が、イタリア全土でコロンバの先駆者であったことは間違いありません。ピエモンテ地方も同じ道を辿り非常に多くの生産者がコロンバを製造し始め、それぞれが独自のレシピを踏襲しています。EATALYでは、ボニファンティ社のコロンバをお試しいただくことでこの歴史を体験していただけます。ヴィッラフランカ・ピエモンテにあるボニファンティ社は、20世紀の初頭に創業しました。数年後、創業者である ビンチェンツォ・ボニファンティ は、パネットーネ(典型的なイタリアのクリスマスケーキ)に続き、コロンバの製造にも焦点を当てました。

Colombe at Eataly

皆様はどのコロンバをお試しになりますか?クラシックなコロンバ、それともチョコレートのコロンバ?迷ってしまいますね。いっそのこと、是非両方お試しください!

また伝統的なイースター料理を試してみたいという方は、ラム肉とコロンバがセットになった特別イースターメニューが楽しめるこの機会を是非お見逃しなく!