パンではなく、イタリアのフォカッチャです!

フォカッチャの起源と歴史は、イタリアで人気の美食の伝統に深く根ざしています。フェニキア人やローマ人でさえ、「火」を意味するFuoco(フオコ)から名前の取られたフォカッチャを好んでよく食べていました。古代ローマでは、人々は神々にフォカッチャを捧げ、結婚式のお祝いの際にはワインと一緒に味わいました。

La Focaccia di Eataly

地方ごとのさまざまなフォカッチャ

一般的に、フォカッチャの生地は小麦粉、水、塩とイーストから作られます。その中でも、何世紀にも渡るイタリアの伝統と文化の豊かさに影響を受けて、さまざまな種類のレシピによるフォカッチャが生み出されてきました。

ジェノヴァでは、「フガッサ」とも呼ばれる、世界的に知られた伝統的なフォカッチャ・ジェノベーゼを味わうことができます。ジェノヴァでは、16世紀にはすでにフォカッチャを作って食べることが普及していて、宗教儀式の際にも食べられていました。実際にフォカッチャ・ジェノベーゼは、世界的に一番よく知られているフォカッチャです。もう一つの有名なフォカッチャはレッコ(同じくリグーリア地方)のもので、フォカッチャ・ディ・レッコと呼ばれています。このフォカッチャは伝統に従って酵母なしで作られ、新鮮な酵母をたくさん使い、薪オーブンで焼きあげられます。

Focaccia di Recco

イタリア北部と中央部では、フォカッチャは「ピンザ」と呼ばれ、サラミやベーコンなどの塩漬け肉が加えられます。トスカーナでは「シアッチャータ」(白の平たいパンピザ)と呼ばれて、もともとは毎日パンを焼いた残りの生地を使って作られていました。「ティエラ」と呼ばれるフォカッチャはラツィオ州のガエタのもので、丸い形をして地元の食材が中に詰められている一方で、プーリア州のバーリでは、オレガノとチェリートマトが載せられた「フォカッチャ・バレーゼ」が日々の休憩時間に食べられています。

甘いものも塩味のきいたものもあります。

塩味のフォカッチャだけがフォカッチャではありません。イタリアの地域のいくつかでは、甘いフォカッチャを味わうこともできます。いくつかの例を挙げると、ブドウの収穫時にトスカーナで作られるブドウのフォカッチャ、コロンバと似ている典型的なイースターケーキであるヴェネトのフォカッチャ、またピエモンテ州スーザのフォカッチャは、小麦粉、バター、砂糖、卵、塩とビール酵母から作られます。

La Focaccia

 

イタリアの本格的なフォカッチャを味わってください

このようにイタリアにはピザとパスタ以外にも、様々な料理があるのです。ローズマリーノ(ローズマリー入りフォカッチャ)、ポルポ・エ・パタタ(タコとポテト入りフォカッチャ)、ガンベレッティ・エ・ルッコラ(エビとルッコラ入りフォカッチャ)、ディアボラ(スパイシーなサラミ入りのフォカッチャ)。すべてのフォカッチャが、最高品質の食材とムリーノ・マリーノの有機小麦粉から作られています。ぜひ、EATALYで特別なフォカッチャを見つけてみてください。