アイスクリーム:歴史に富んだ喜び

アイスクリームの起源とその誕生は謎に包まれていますが、それを味わう喜びがはるか昔まで遡ることは確実です。贅沢なデザートからストリートフードとしてまで、イタリアのパティシエたちの知恵と技術によって現代まで深化してきました。

古代のアイスクリーム

古代ローマには、すでに氷と雪の貯蔵容器の跡が残っており、蜂蜜で甘く味付けられた砕いた氷を売っていた店があったことを示す跡が、ポンペイの遺跡に残っています。

アラブ人は代わりに、チェリー、マルメロ、およびザクロを含む冷たい飲み物でシャーベットと呼ばれるフレッシュドリンクを飲んでいました。

Gelato at Eataly

現代のアイスクリームに至るまで

近代のアイスクリームの歴史はイタリア、正確にはフィレンツェで続きます。この地で建築家のBernardo Buontalenti(ベルナルド・ブオンタレンティ)が、スペイン王カール5世のために、ベルガモット、レモンやオレンジで味付けされた牛乳、蜂蜜、卵の黄身、およびワインをもとにした冷たいアイスクリームを実現化したのです。

1686年、シチリア人シェフのFrancesco Procopio de ‘Coltelli(フランチェスコ・プロコピオ)はパリに移住し、後に有名なカフェとなるCafé Procope(カフェ・プロコップ)を開きました。ここで、プロコピオは蜂蜜、塩、氷と果物をベースとしたアイスクリームシャーベットを作る新たなレシピを生み出すのです。

アイスクリームのアメリカ上陸

1770年に、ジェノヴァ特有のコーヒーミルクのセミフレッドであるパネラのレシピをGiovanni Basiolo(ジョバンニ・バシオロ)がニューヨークに持ち込んだ後、1843年にアイスクリームの歴史に転機が訪れました。Nancy M. Johnson(ナンシー・M.・ ジョンソン)が「人工冷凍庫」と呼ばれる最初のジェラートメーカーの特許を取得し、2年後にWilliam Young(ウィリアム・ヤング)がそれを作動させました。

アイスクリームに夢中

1884年、現在も営業している由緒あるアイスクリームパーラーの1つがオープンする舞台となったのがトリノでした。棒に刺さったアイスクリームを1939年に初めて売り出したことで特許をもつPepino Gelateria(ペピーノ・ジェラテリア、「ジェラート屋ぺピーノ」の意)です。つまり、20世紀前半は真のアイスクリーム革命期なのです。アイスクリームコーンとアイスクリームトラックが誕生し、手作りのアイスクリームは手動の機械で生産され続けます。

自家製アイスクリームの作り方

昔は、少なくともアイスクリームの製造はシャーベットメーカーに委ねられ、氷と塩で冷やされ、そして手動で泡立てられました。そのため、現代では、温冷の2タイプの調理法に区別することができます。イタリアでは、加熱調理法は一般的に牛乳ベースの製品の場合に、低温調理法は水、果物、砂糖ベースのフレーバーの場合に用いられます。

文化的作品としてのイタリアンジェラート

イタリア人はみなジェラートが好きです。その味わいと地元の天然素材を用いたフレーバーによって、老若男女を問わず、人々を満足させ幸せな気分にしてくれます。伝統的なジェラートは、ホイップクリームやチョコレート、キャラメルソースがトッピングされ、コーンやカップで食べられます。また、シチリア島には、「ブリオッシュ・コン・ジェラート」と呼ばれるものがあり、これはシチリアでご馳走とされる甘いパンのブリオッシュを、ジェラートやグラニタと一緒に食べるものです。フレーバーは、チョコレートやアーモンド、ミルクアイスクリームのような古典的なものから、ブロンテのDOP(原産地名称保護)指定のピスタチオを用いたアイスクリーム、イチジクやスイカなどの季節の果物を用いた特別なものまで、いろいろ味わえます。特に夏の暑い日には、その新鮮さと独特さのおかげで、ジェラートは昼食のパスタや夕食の肉・魚料理の代わりにさえなるのです。

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