イタリアの大晦日の伝統

12月31日、世界中の文化が”il capodanno”、つまり新年の到来を祝います。
お祭り好きなイタリアでは、大晦日が聖シルベストロの聖人の日に当たることは極めて幸運です。

聖シルベストロ

英語で「セント・シルベスター」と呼ばれる聖シルヴェストロは西暦335年12月31日に亡くなりました。今日、聖シルヴェストロは神秘的な人物であり、その教皇権についてはあまり記録されておらず、ローマ皇帝コンスタンティヌスの洗礼、ハンセン病の治療、ドラゴンの殺害など、聖シルベストロの在職中にはさまざまな物語が語り伝えられています。伝説の教皇にふさわしく、毎年花火の伝説的な夜で祝われます。

祝祭

12月31日はイタリアでは公式の祝日ではありませんが、20の地域で広く祝います。市の中心部には、花火、コンサート、フェスティバル、ダンス、大かがり火、そして私たちのお気に入りのご馳走など、聖シルヴェストロの聖日と大晦日を組み合わせたお祭り騒ぎでにぎわいます。南イタリアの一部では、地元の人々が新年を受け入れる準備ができていることを象徴するために、現在も古いものを窓の外に捨てるという伝統があります。

ごちそう

当然のことながら、食べ物や飲み物はお祝いにしっかり組み込みます。豚肉は生活の豊かさを表し、レンズ豆は富とお金を象徴しています。これらの料理が大晦日に楽しめれば、翌年は繁栄をもたらすと言われています。したがって、夕食は伝統的な コテキーノとレンテッキエ、つまりこれからの豊かさを約束するソーセージとレンズ豆が中心となります。いつものように、イタリア のスパークリングワインは、食事の最初と最後、そして来年の乾杯には欠かせません。

Buon Capodanno(ブオン・カポダンノ=あけましておめでとう)!