ベルターニとマァジとの出会い

ワインに結実したヴェネトワインの最高峰

ヴェネト州には大山脈と広大な丘陵地帯があり、面積の60%を平野が占めています。ワイン醸造でヴェネト州が大成功した理由の1つは、その沖積土壌や火山性土壌そして丘陵地帯から平野部までの地域的多様性が、ライトからフルボディそして奥深いものまでの豊富な種類のワイン生産を可能にしたためです。

ベルターニ:スタイリッシュなテロワールの物語

ヴェネトワインの卓抜さの典型の1つであるベルターニ・ワイナリーは、1857年にヴェローナ北部クイント・ディ・ヴァルパンテナの、ジョヴァン・バティスタとガエターノ・ベルターニの兄弟が設立しました。 おりしもベルターニ社の起業当時のヴァルパンテナ/ソアベ地域の全生産者には、テロワールと地産の作物栽培を尊重しつつ、ブドウ畑とワイナリーに最先端の生産技術を導入するという進取の精神がありました。

20世紀半ば、ヴァルポリチェッラ・クラシコ地区地域のTenuta Novare(ノーヴァレ農園)の買収によって、ベルターニ社のアマローネ生産のための半世紀もの探索の旅は終了しました。この地を代表するワイン、アマローネのファーストヴィンテージは1958年まで遡ります。

ヴェロネーゼの最高の立地に200ヘクタール以上のブドウ園を有するベルターニは、今や欧州全域と世界中でワイン販売量が増加の一途をたどっています。世界中でイタリアワインのアイコンとなったベルターニ社は、典型的な地産ブドウと継続的に最新化する生産設備を組み合せながら、常にテロワール(ブドウに影響する自然環境。土地、気候、土壌など)にフォーカスしています。

アマローネ・ベルターニ

アマローネ・ベルターニの秘密と特長は、生産地であるTenuta Novare(ノーヴァレ農園)にあります。でも、それだけではありません。ブドウを慎重に扱うために、自然に陰干し処理することが基本です。熟成はスラヴォニアン・オークの樽で最低でも6年以上、その後にボトルでさらに12ヶ月間行います。アマローネだけが持つエレガントな香りを、このゆっくりとした貴重な熟成時間が作り出します。

マァジ:ヴェネト地方の多様な価値を併せ持つファインワイン

その物語は、ボスカイーニ家が「ヴァイオ・デイ・マァジ」と呼ばれる峡谷のブドウ園を購入した1772年に始まります。そのためワイナリーは、200年以上にわたり運営を続けてきたこの家族の名が今でも冠せられています。以来、マァジは世界におけるアマローネ生産の基準となり、ブドウの乾燥技術は伝承され、改良されてきました。

伝統的な「アッパッシメント(陰干し)」とは、ブドウを一部自然乾燥させ、ワインにアロマとフレーバーを凝縮濃縮するプロセスです。この技術が古代ローマ時代まで遡るヴェネト地方では、辛口ワイン生産のためにこの乾燥技術が使用され、よりフルボディで複雑な味わいを生みだします。長期間陰干ししたブドウだけを使って作られるアマローネは、この種類のワインの代表格です。

アマローネ・ディ・マァジ

ミスター・アマローネとして世界的に知られるボスカイーニの仕事と情熱は、アマローネを世界におけるメイド・イン・イタリーブランドの象徴の一つとすることに貢献しました。長く傑出した歴史をもつワインへの重責を果たしたのです。

他に類のないユニークなワインで、生産地はヴェローナとガルダ湖の間にある丘陵に囲まれた盆地であるヴァルポリチェッラ。ブドウ品種は土着のコルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ。アッパッシメント技術とそこから生まれる特徴など、力強さと骨格に絶妙なバランスとまろやかさを併せ持っています。

50年にわたり、マァジと彼のテクニカルチームはアマローネの進化に貢献し、世界中で愛され高く評価される現代的なワインに仕上げたのです。

EATALYに来店されて、ワインの中のヴェネト州ワインの最高峰と出会いましょう!バレンタインデーにロミオとジュリエットの地で生まれたワインで乾杯すれば、すべてが一味違うものになるでしょう。